【金継ぎ体験インタビュー】
記念すべき1回目の体験インタビューは西麻布にあるEAST WORCKS様の現代風金継ぎ体験にお邪魔させていただきました。



1階のエントランスからお邪魔したときに、多くの美術品やお酒が目に留まりました。金継ぎの教室と聞いてイメージしていた空間とはすごくいい意味でギャップがあり、アトリエと雑貨屋、オフィスの雰囲気が合わさったような感じでした。

担当者の高坂様と講師の笹原様とご挨拶をさせていただいき、さっそく金継ぎをする器を選ばせてもらいました。今回は予め教室の方でご用意いただいた器を購入をさせてもらい体験をさせていただきましたが、金継ぎしたい器をご持参されている方もいらっしゃいました。

金継ぎの器を選んだあとはすごく申し訳ない気持ちになりますが、まず自分で器を割ります(笑)
そこからスタートになります。

まずは割れた破片をパズルのように組み合わせながらマスキングテープで固定していきます。




次にエポキシ系の接着剤を割れ目に注入してガラスの粉をかけていき、乾いて固まったら彫刻刀を使いながらガラスの粉のついた接着剤を削っていきます。
この工程で手で触っても凹凸のないように仕上げておかないと仕上がりが綺麗にならないので結構時間がかかりました。接着材がしっかり硬化していないと注入されていないと、接着剤ごと一緒に剥がれてしまうこともあったりするので、何度かやり直しながら進めていきました。




きれいに表面が削れたら耐水ペーパーで軽く表面を磨いていよいよ金継ぎです!!
真鍮の粉を液体で伸ばし筆で塗っていくのですが、筆のライン一つで見え方が変わってくるので接着剤の下地に沿って塗っていくのはすごく緊張しました。
しかしながら、万が一塗り方を間違ってしまってもやり直しがきくので、そのことを知ってからは楽な気持ちでできるようになってきたので楽しめる余裕が出てきました。
時間も13時~16時までの時間で有れば自由に作業をさせていただけるので、2つ目も作らせていただきました。

他にもご予約をされて参加されている方がいらっしゃいましたが、私たちと同じように器を買われて金継ぎの体験をされる方もいれば、ガラスのグラスを持参されて金継ぎをされるという難易度の高い技術にチャレンジされている方もいらっしゃいました。
今回体験をさせていただいたEAST WORCKS様の工房はもともとオフィスとして利用をされていたようで、スペースが余っていたところを有効に活用できたらという思いから金継ぎや盆栽、和菓子といった日本の伝統文化に関わるワークショップをされている講師の方にレンタルスペースとして提供をされているそうです。
毎月定期的にワークショップを開催されているそうなので、皆様も一度下記リンクよりご確認をしてみて下さい。
また担当者の高坂様にご確認したところ、スケジュールに空きがある場合は、ワークショップ開催のお問い合わせも対応可能とのことでしたので、ご興味がある方は一度ご相談をされてみてはいかがでしょうか。
EAST WORCKS様、本当に貴重なお時間いただきましてありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。 結-ITOYOSHI-スタッフ一同
EAST WORKS
西麻布の交差点裏にたたずむロフトスタイルのKONTACTO EAST STUDIOにて行われるワークショッ プシリーズ。催されるライフスタイルをより豊かにするためのコンテンツを提供していくワークショッ プ。五感にしっかりと響き、今後のライフスタイルをより豊かにするためのコンテンツを厳選して開催。
EASTWORCKS様のワークショップに関するお問い合わせはこちら